2005年04月30日

未来予測

情報通信技術の今後を考えて想像をふくらませていると、
将来って言うのは情報通信だけではないはずで、
社会全体を見なくてはいけないはずと気づきました。

その時、立ち寄った本屋で目についたのが、これ。
「未来ビジネスを読む」浜田和幸著 光文社ペーパーバックス
「未来学」という学問があったのですね。勉強不足でした。
この本については、非常に興味深い記述が多々ありますので、
後日、記したいと思います。

さて、事業計画上の未来を大きく捉えるのに参考にしたのは、
その未来学の本ではなく、日経新聞社が昨年11月に纏められた、

「2010年の世界市場予測」
「日本の2010年の国際競争力ランキング

です。これは、日本国内の製造業を中心とする国内主要企業262社の
CTO(最高技術責任者)もしくは研究開発部門の責任者を対象に
アンケート方式で調査したものですから、今の日本の技術系のトップが
将来の有望市場をどう見ているのかが一目で分かりました。

世界市場予測では、市場成長率が04年比で3倍以上/未満、
市場規模を1兆円以上/未満で様々な分野を分類しています。
一方、国際競争力ランキングでは、その2010年時点で、
日本が競争力を持っている分野は何かをランキングにしています。

両方を見てみると、例えばハイブリッド車は、市場規模(大)も市場成長率(高)、
そして、国際競争力も高い分野と言えます。
一方、白色LEDや小型燃料電池は、国際競争力は高く、市場成長率(高)ですが、
市場規模自体は(小)となります。

こういった分類の中で、自社に合った事業参入分野が無いかどうかも
検討対象に入れることにしました。

しかし、それもかなり大雑把な話で、事業アイデアに行き着くまでには、
まだまだ先は長いです。
posted by メーカー企画マン at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月29日

ユビキタス・ネットワーク!?

まだまだ具体的な話になりませんが、業界のことも社内のことも掴み切れて
いない中で、事業計画も何もないですから、基本通りに
環境分析をすることにしました。

まずは、業界のことから調べます。
業界といっても電子部品メーカーですので、余りに幅が広く掴み所がありません。
しかし、まずは大きな流れからちゃんと理解することから始めました。
キーワードとして、「情報通信」「ユビキタス・ネットワーク」「ブロードバンド通信」
辺りから調べ始めました。

最初に書いた、日経新聞の切り抜き(というか写真)も初めて役に立ちました。
それから、ネットの検索エンジンもフル活用です。
なにせ、時間がないのでネット情報をかなり参考にしました。
そしたら、結構あるものですね。
最近は、シンクタンク(NRI等)、大学の研究室、企業の研究開発の人、
総務省等が研究成果やロードマップをオープンにしていますから、
PDFで20〜30枚の資料なんてのもありますよね。
普段の勉強不足もあり、目から鱗の発表資料が沢山手に入りました。

大量に入手した資料を読みあさった結果として、
@放送のデジタル化と通信との融合・連携
A有線ブロードバンド通信の進化
B携帯電話と無線ブロードバンド通信の進化
C次世代プロトコル(IPv6)
ポイントに現状と今後の進展について纏めてみました。

「IPv6」を調べたときには、約340澗(かん)通りのIPアドレスが実現するとあります。
澗(かん)って何だ? そんな単位聞いたことない!
調べましたよ当然。聞かれたら答えられませんから・・・。
1澗 = 1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000だそうです。
やっぱり答えられないので、エクセルで計算したら千兆x千兆x百万でした。
ひえーこれなら確かに家電製品の一つ一つがIPアドレスを持って、
それぞれの機器が通信するなんて世界もあり得るかも、とやっと納得。

「放送のデジタル化と通信の融合・連携」を調べていると、例のライブドアの話が
ものすごく盛り上がって来ました。いろいろな意見がありますから、
どれが正しいかなんて分かりません。「”融合”なんてあり得ない。
連携くらいしかできない。」という意見もあるし、各人(ほりえモンもそうでしたが)
目指しているところが曖昧のように感じました。
ここで、それに結論を出す必要もないので、放送のデジタル化の進展と
ブロードバンドの普及(有線、無線LAN、携帯端末)により、放送側と通信側が美味しいところを取り合って、金儲けをしようとしているんだなと理解しました。(乱暴ですが)
いずれにせよ、電子部品メーカーですから、こちらもその方向で世の中が
進むのであれば、それに対応した製品開発をすればよいわけで・・・。

それから、無線通信に関してはいろいろありました。
伝送距離、周波数帯によって、大きく4つに分かれていることを知りました。
WPAN(Wireless Pan), WLAN(Wireless LAN), WMAN(Wireless Metropolitan Area Net),
WWAM(Wireless Widearea Network)です。それぞれ、詳細は書きませんが、
とにかく近距離(10m以内)から遠距離(100km)まで、
しかも移動体であっても、ブロードバンド通信が実現する社会
が来ると言うことがよく分かりました。
しかも、家電までIPアドレスを持って通信してしまうのか・・・。
いつでもどこでも誰(何)とでも通信してしまうんだなぁ。

あっそれが「ユビキタス・ネットワーク社会」かと。
posted by メーカー企画マン at 17:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まだ見ぬ新事業の中期目標!?

事業ドメインというか「どういう事業にしたいのか?」
「どうあるべきか?」を考えたので、次は事業基本目標を立てることにしました。

ここでも、未だ具体的な事業アイデアもありませんが、
売上高、変動比率(限界利益)、固定比率、事業直接利益を掲げました。
考え方の基本は既存他事業の実績と計画値です。
5年後の目標として、売上高は既存事業合計の約10%、固定比率は40%、
事業直接利益目標を既存事業の2倍としました。
まぁ机上の空論の初めですから、こんなところかと・・・。
とにかくこれを目標に始めます。

では、どういった考え方で事業探索をしようかということで、
事業検討探索の方針を考えました。
3つのカテゴリーに分けて考えました。
@市場領域及び市場規模
A技術領域
B製品、及び、ビジネス領域
要は、今は規模が小さくても成長が見込まれる市場で、
社内の技術や保有資産が生かせ、既存事業へのシナジー効果が見込まれる事業
、それから、電子部品事業からの脱却も念頭に置くことにしました。
(実際はもうちょっと具体的でしたが)。
最後に付け足しのように、社会貢献ができる事業としました。
自分で計画するわけですから、事業を企画するにも、社会への貢献という観点を
持ち続けられる事業でありたいという気持ちからです。

しかし、あまりに教科書通りで書いている自分も呆れるほどですが、
まずは基本通りに行こうかと、何せ何もアイデアのない状況なのですから・・・。

市場規模は、参入市場でのシェア目標と売り上げ目標から逆算しました。
ここでは控えめに市場シェア10%と仮に置きました。
単純計算の世界ですが、市場シェアが高ければ、市場規模は小さくて良く、
シェアが低ければその逆ですよね。

次回は事業環境分析編を書きます。
posted by メーカー企画マン at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月28日

たった一人の新規事業検討開始

プランニングの時期のこと。

年末から1月一杯は担当する既存事業の中期戦略立案に携わりました。
企画屋の立場として、事業に実際携わっている責任者とのディスカッションを
進めることは簡単ではなく、初めのうちは議論になりません。
事業責任者の思いの強さにも因ると思いますが、それが強ければ強いほど、
他人の言うことに耳を貸そうとしないように感じました。
そうは言っても、こちらも正しいと思うことを何度も繰り返して、
なんとかディスカッションのテーブルにのせ、長い時間をかけて、
戦略シナリオを仕上げ、最終的な資料の形に作り上げました。
事業部との、中身の濃い共同作業になりました。

そうこうしている内に、自分の担当である新規事業編の計画には
全く手を付けることが出来ません。
実は、新規事業の計画立案担当は私一人なのです。
上司(カンパニー社長)への一回目の報告まで、2週間しかありません。
更に困ったことに、新事業立案に当たっての上位方針もありません。
全て自分で考えろと言うことでした。

仕方なく、まずは、全体の構成から考えました。
初めに、「事業ドメイン」の定義を持ってきました。
事業ドメインと言っても、具体的な事業の案もまだありませんから、
「どういう事業にしたいのか?」「どうあるべきか?」を考えました。
結局、出来るだけシンプルに、箇条書きで3つの思いを書きました。

一つは、まだ見ぬその事業の社内での位置づけ。
次に、参入市場での長期的ポジション。
そして、事業そのもののあるべき姿を考えました(ビジネスモデル的な)。
実は、社風としてこういう定義づけには、やたら格調高い、難しい言葉を選んで
使うことが多いのですが、私はあまり好きではないので、
シンプルでわかりやすい言葉を選びました。

事業ドメイン以降の全体構成は、こんな感じにしました。
・事業基本目標(数値目標)
・新事業探索の方針
・新事業に必要な市場規模の仮定
・事業環境分析(内部環境、外部環境)
・検討市場領域の特定
・検討スケジュール

次回は、事業基本目標の考え方から記します。
posted by メーカー企画マン at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月26日

始めます。

某化学メーカーで電子部品の国内・海外営業、マーケティング、スタッフ業務を約11年、
某外資系に移ってEMS営業を約3年半、そして、日本の某中堅電子部品メーカーの
企画部門で働き始めました。

与えられたミッションは、某既存事業のサポート+新規事業の開拓です。
正直言って、明確なミッションでは無いのですが・・・。

新聞・雑誌の切り抜き、展示会の見学、人的ネットワーク、データベース、
いろいろなメディアを使って日々勉強です。

新聞は毎朝、日経新聞を読みますが、担当某既存事業に関する記事や新規事業に
関係ありそうな記事はデジカメで保存します。
後で、ファイル名に記事タイトルと日付を入れて、関連する記事をフォルダーに
保存します。始めてから結構記事が溜まりました。
後でふと思い出した時や必要なときに、再検索して見直します。
新聞記事の検索はネットでも可能ですが、自分で読んだ記事は、
何となく覚えています。ちなみに、気になったところには線を引いたり、
丸で括ったりしています。一時、カラーで色を付けたんですが、
面倒くさくなって、今は黒のペンで印を付けているだけです。

次回からは、もう少しまともな事を書き始めます。
posted by メーカー企画マン at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする