フラッと入ったのですが、おしゃべり好きそうなおばちゃんが愛想を振りまき、
席に案内してくれました。 テーブルは4人掛けが3つ、5人掛けが一つ、二人がけが二つで席は全部で21席のこぢんまりとしたお店でした。
厨房にはインド人らしき人が3人いて、ナンを作っています。
ナンの生地を伸ばして、壺のような焼き釜(何というのでしょうか?)の
内側にぺたぺた貼り付けて焼いていました。
ランチでしたが、ナンかご飯を選べて、お代わりもタダです。
私はラムカレーを頼みました。普通の辛さを頼んだら、
そんなに辛くなくちょうど良く、両手の平位の大きさの、
ナンに合って美味しかったです。
夜はキーマカレーとかタンドリーチキンとかいろいろな料理と
各国のビールもあるようなので、ディナーにも今度一度寄ってみようかと思います。
さて、カレーを待ちながら読んでいた雑誌に中国リスクからの回避の為に、
インドが非常に注目されているという記事がありました。
中国リスク回避というと、タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピン
・マレーシアの東南アジアを注目していて、インドはまだ早いかと思ってました。
インドのイメージは、10億の人口、カースト、英語を生かしたIT
(特にバンガロールのソフトウエア産業)や世界のコールセンターで、
製造業の進出はよく知りませんでした。
しかし、記事によると自動車メーカーのスズキの「マルチ・ウドヨグ社」は
現地生産車「マルチ800」は累計生産台数が500万台に達し、
ホンダの「ヒーローホンダ」は二輪車製造で04年度は262万台
(日本の4台メーカーの合計販売台数の約3.5倍)を記録。
これはギネスブックものの記録だそうです。
一方、三菱化学もペットボトルの原料の一つであるテレフタル酸(PTA)事業
では02年に単年黒字化を達成したそうです。
この進出の背景には、
1.低賃金で優秀な人材(平均賃金は中国の3分の1。勤勉な性質。)
2.政治の安定性
3.中国内陸部よりも整備されたインフラ
4.経済開放政策を進める現シン政権
といった、基本的な条件が整っていることに加え、
やはり、
5.10年後には中国に追いつくとされる潜在経済成長力(平均6%以上)
6.IT産業の成長による所得増 → 消費ブームの到来
といったマーケットとしての魅力が現実化してきている点のようです。
また、先日の日経新聞にもインドでの機械メーカーの拡大の記事が載っていました。
ファナック、コマツ、横河という、いずれも一流企業で業界トップです。
ファナックはNCシステムの現地生産を2倍に、コマツは建設機械を増産、
横河はプラント制御システムの設計人員を強化するとのこと。
それでも、中国、韓国、タイに比べまだ出遅れているようで、
中国は約4000社、タイは1400社、韓国も三星・LGといった
韓国を代表する企業の積極的な進出に比べ、
日本企業はまだ250社程度だそうです。
日本企業がせっせと中国やASEANに進出している時に、
現地中国やタイの企業がインドに進出しているとは・・・。
カレーを食べて汗をかきながら、中国企業の抜け目なさに改めて感心し、
もうちょっと自分も広い視野を持たなければと思ったのでした・・・。


インドに関わっていたのはもう6年も前のこと。
少しずつ変わってきたのかな?
かなりの勢いで変わってきているようです。
確か先日の日経では、年収250万円(?)程度の中産階級が20数%に増えてきたという記事がありました。10.5億人の20%でも、2億人以上居ますからね。動き始めると早いのでは無いでしょうか。