「ロボカップ」という大会をご存じでしょうか?
「ロボコップ」ではありませんよ。(スミマセン・・・)
私も知らなかったのですが、サッカーワールドカップ優勝チームに勝てる
人型ロボットを開発するためのロボット開発者の大会で、1997年から行われているそうです。今年は35カ国から420チームが参加し、小さなグラウンドでサッカーの試合を行います。
ホンダのアシモを始め二足歩行のロボットがお目見えして何年か経ち、
素人でも作れる組み立てキットも発売されています。
Auの携帯電話で操作できるキットもありますし、
TV番組でも自作ロボット同士を戦わせるコーナーを見たことがあり、
最近はロボットブームが始まりそうな雰囲気です。(もう、始まっている?)
対戦しているロボットは、かなり高度な動きができて、
見ていてもアッと驚く独自の必殺技で相手を倒すのは、
結構楽しめますよね。
さて、話を「ロボカップ」に戻しますが、さすがに直ぐに人間のワールドカップ優勝チームに勝てるロボットチームを作ることは難しいようです。
日経新聞にもありましたが、技術的に解決しなければ行けない問題がまだまだあります。
例えば・・・、
1) 全身から収集したさまざまな情報を分析し、必要な動きを決定し、体の各部分に指示を出す超高性能CPU。 (今、見方がボールを持ったから、自分はパスをもらえるポジションに動こうとか)
2) 遠くからでも、ボールを見つける感度の良い目。
(ゴールキーパーが遠くから蹴ったボールがどちらに飛んでいくか予測する)
3) 対戦相手を傷つけない柔軟なボディ
(相手は人間ですから。タックルの度に怪我したら試合にならないですから。)
4) 人間同様に早く走れること。
(2本の足で速く走るのは、繊細なバランス感覚と重心の制御が必要ですね)
5) 激しい動きでも、最低45分は持続できるバッテリー、もしくは、数秒で急速充電できる充電器。(ハーフタイムやファウルの時にグビっと飲んで急速に回復ですね)
その他、無線技術やセンサー技術の進歩も必要になりそうです。
話は変わりますが、日本では江戸時代からロボットが作られていた事を知ってました?
約300年前から作られている、「からくり人形」は正に江戸のロボットだそうです。
「座敷からくり」と呼ばれる「からくり人形」には、茶碗を運んでくれる「茶運び人形」や
次々と弓を引いてくれる「弓曳童子」等、非常に精巧に作られており、
当時の日本の人形作成技術は世界トップレベルであったことが伺えます。
スイスにある西洋のからくり人形「オートマタ(自動人形)」には、一本ずつ弓を曳くロビンフッドがあるそうで、これも江戸時代だそうです。日本と西洋の技術交流があったのではないかという話もありますが、「オートマタ」は音からすると「オートメーション」に近いので、恐らく現代のロボット技術の原型となっているのでしょう。
江戸時代から受け継いだロボットの発想を現実のものにするまで、
世界中の英知が結集され、一歩ずつ進歩を続けていくのでしょう。
その時は、日本ロボットチームがワールドカップ優勝の人間チームに
挑戦する試合を見てみたいです。


よくも上手くコメントくれると感心です。